口腔外科

当院の口腔外科について

口腔外科外来は、主に大学病院や総合病院で設けている外来のため、こういった大きな病院での受診には紹介状が必要になった現代において、気軽に受診できない外来となっております。しかしながら、糖尿病や妊婦様等、何かしらの事情で免疫力が低下して一般の歯科医院での治療が受けづらいという方にとっては口腔外科外来は歯科診療を受けることができる大切な外来です。
口腔外科外来を20年以上暮らす馴染み深い土地へ開業することで、こういった事情を抱えた方々も安心して歯科での診療が受けられるようにと考えています。とても厳しいと言われているヨーロッパ基準を通過した滅菌用機械を設置して、医療機器の除菌洗浄を徹底する等の方法で感染症予防にも大きく力を注いでおります。持病やステロイド治療等で免疫力が低下してしまっている患者様も、安心してご来院ください。総合病院での口腔外科外来の勤務経験を持つ院長が担当させていただきます。

インプラント

インプラント虫歯や歯周病によって失ってしまった歯の機能性・審美性を回復させる治療です。人工歯根を顎の骨に埋め込み、その上にアバットメント、セラミック製の人工歯を取り付けます。
天然歯と同じように顎の骨に支えられているため、強く噛むことができます。また、セラミックによって天然歯と変わらない、自然な美しさが取り戻せます。

親知らず抜歯

親知らず抜歯痛みや腫れなどの症状がある場合、虫歯・歯周病・歯並びの乱れの原因となっている場合には、基本的に親知らずの抜歯をおすすめします。
親知らずが完全に埋まっているような、いわゆる難症例と呼ばれるケースでも、口腔外科での経験を活かしてできる限り対応します。
院内に歯科用CTを設置しておりますので、神経・血管の位置を事前に把握した、安全性の高い親知らずの抜歯が可能です。

顎関節症

顎関節症顎の痛みや違和感、口を大きく開けられない、顎からカクカク・コキコキといった異音がするという場合には、顎関節症が疑われます。
顎関節症は、噛み合わせの乱れ、歯ぎしり・食いしばり、ストレス、頬杖・うつぶせ寝・不良姿勢など、さまざまな要因が重なって発症することが多くなります。多角的なアプローチによって原因をできる限り絞り込み、適切な治療を行って参ります。

歯ぎしり・食いしばり

食いしばり歯ぎしりや食いしばりは無意識に行われるものであり、「やめよう」として改善するものではありません。また、顎関節症のリスクを高めたり、歯の擦り減りを加速させたりと、将来的な口腔トラブルの原因となり得るものです。
マウスピース・ナイトガードによる治療は、歯の擦り減りを軽減させるだけでなく、噛み合わせの高さを出すことで顎の筋肉をリラックスさせることにもつながります。
顎関節症との関連にも注意しながら治療を進めて参ります。

歯の怪我(欠けた、折れた、ぶつけた)

歯の怪我転倒などによって歯が欠けた・折れたときには、すぐに当院にお越しください。水に浸けた破折片をお持ちになっていただければ、再接着が可能です。
また、歯が抜け落ちたというときにも同様にすぐにお越しください。抜けた歯の状態が良ければ、再植が可能です。
その他、歯を強くぶつけたときには、自覚症状がない場合もお早目に受診してください。外から分からなくても、歯の根が折れている、炎症を起こしていることがあります。